カンデラの自社開発製品「CGI Studio」が、2020年7月よりCypress社の車載MCU「TraveoⅡ」の最新シリーズである「TraveoⅡグラフィックMCU(CYT4DNxxx)」において、マルチコアのような優れたデバイスの全てで利用可能なIBO、LBO、そしてOTFまでの、全てのレンダリングモードを正式にサポートしました。CGI Studioは、従来TraveoⅡシリーズのサポートを継続して行っています。
CGI Studioは、コスト重視のアプリケーションのための組込みグラフィックMCUで、強力なHMIソリューションを開発する際に最適なHMI作成ツールとして採用されてきました。
20年以上の組み込みソフトウェア経験を持つカンデラは、ローエンドのMCUからハイエンドのSoCにおけるHMIの作成において、世界中のお客様をサポートしています。カンデラのゼネラルマネージャー、ラインハルト・フューリヒトは、次のように述べています。
「HMIの開発者は、特にRAMとROMに対する大きな制限があるMCUで、強力で信頼性の高いヒューマンマシンインターフェイスを作成するために、常に多くの労力を費やしています。組み込みソフトウェア市場で20年以上の経験を持つ我々は、ローエンドのデバイスが一般的だった時代にUI作成ツールの開発を始めました。そのため、当社のコア製品であるCGI Studioは、ランタイムとメモリのパフォーマンスが最適化されており、低メモリフットプリントを重視しています。」
Cypress社のTraveoⅡで動作するCGI Studioで作成されたデジタルメータークラスター
2020年7月から、CGI StudioがTraveo MCUシリーズの最新シリーズであるCypress社のTraveoⅡグラフィックMCU(CYT4DN series)を正式にサポートするにあたり、CGI Studioを使用してMCUの各種機能を最大限に活用することを目指しました。TraveoⅡは、フルHD解像度までの市場セグメントにおいて特に有力な候補であり、マルチコアのような独自の機能や、以下のようなレンダリングモードを提供しています。
- 従来のフレームバッファー描画用 IBO (Image-based operation)
- BLITエンジンのパフォーマンス向上およびメモリを削減するLBO (Line-based operation)
- VRAM メモリの消費を削減するOTF (On-the-fly mode)
Cypress社 自動車事業部門の副社長であるスヴェン・ナトゥスは、次のように述べています。
「Cypressはカンデラ社のCGI Studioで作成された現在のリファレンスボード上の自動車のメータークラスターを含め、カンデラ社と共に高性能なHMIソリューションを数年前から開発してきました。カンデラ社が、最新のTraveoⅡシリーズの全機能をサポートしてくれていることに感謝します。今回の取り組みで、お客様がグラフィックサブシステムのフルパフォーマンスを活用し、開発コストをさらに削減できることでしょう。」
数週間前にリリースされたCGI Studio 3.9で作成され、TraveoⅡで実行される、フルデジタルのメータークラスター紹介動画で、最新のHMIソリューションがご覧になれます。
CGI Studio 3.9 の詳細については、次のサイトをご参照ください: CGI Studio 3-9
カンデラは組み込みソフトウェア開発における20年の実績と幅広い顧客ベースのもとに、機能豊富でカスタマイズ可能な製品を提供しています。今後もHMIのニーズに沿ったソリューションを提供するために、ユーザーおよび業界パートナーと緊密に協力していきます。
5,000万台にも及ぶ搭載実績を持つ HMIソリューションhttps://www.artspark.co.jp/candera_interview/